診療のご内容MEDICAL

補聴器外来

補聴器に関する相談・調整

補聴器外来

医療機関での診察・検査を受けずに補聴器を購入した方の中には何らかの治療が必要であったり、適した補聴器をつけておられない場合がみられます。ご自身にあった補聴器を見つけるためには、補聴器相談医である耳鼻咽喉科医に相談することをおすすめします。
聞こえにくさを感じられましたら、まず耳鼻咽喉科を受診して下さい。

補聴器外来について

補聴器外来では、日常生活においてテレビの音や会話が聞き取りにくい方や大きな声でないと聞き取りにくい方を対象に、補聴器を装着することで聞こえがよくなるかどうかを調べます。
効果があれば、補聴器の装着に向けて最適な補聴器を選び、聞こえの調整や装着方法のご説明をさせていただきます。
また、既に補聴器を装着している方は、その補聴器がご自身に最適であるかどうかを調べ、必要であれば適切な調整を行います。

補聴器の種類

補聴器の種類は主に「耳掛け型」「耳あな型」「ポケット型」など様々な種類あります。
聞こえの程度や生活環境に適したものを使用します。

耳掛け型

耳にかけて使用するタイプの補聴器です。操作が簡単で、耳を塞がないため、閉塞感もありません。
とても小さく、色も豊富でおしゃれなデザインも増え、価格も幅広くあります。現在はほとんどの難聴に対応できる最もスタンダードなタイプです。

耳あな型

耳の穴に入れて使用するタイプの補聴器です。小さいため、軽量で目立ちにくいです。オーダーメイドタイプもあります。耳の音を集める機能を活かし、自然に近い形で音を聴きとることができます。難聴の程度が強い方には満足できる聞こえを得られないことがあります。

ポケット型

補聴器として初期のタイプで、本体とイヤホンをコードで繋ぐ小型ラジオのような補聴器です
主に難聴の強い方、小さなボタンによる細かいスイッチ操作が難しい方に向いています。